音のニュアンスを変えるために、タンギングを使い分けましょう!

f:id:tako_fl_picc:20201127221213p:plain


 

こんにちは!

フルートインストラクターのtakoです♪

 

いつもF-PROをご覧くださり

ありがとうございます!

 

 

今回は、

フルートの音をニュアンスを操る

タンギングの使い分け方

これについてお話しします!

 

 

フルートの音は、

アタック・コア・リリース

この3つの要素から構成されています。

 

f:id:tako_fl_picc:20201126214205p:plain

音の3要素については

こちらの記事で解説しているので、

先にこちらの記事を読んだ方が

今回記事の理解がより深まると思います。

 

blog.f-pro.fluteproject.com

 

 

さて、今回は音の3要素のうち

アタックに注目していきます。

 

アタックには

音のニュアンスを決める役割

があります。

 

力強い音、軽い音、はっきりした音、

透明感のある音、など

音のニュアンスは様々です。

 

これを決めるのに関わってくるのが

タンギングです!

 

もし、あなたが

タンギングを使い分けれなかったら、 

  • どんな曲を吹いても同じ吹き方になる
  • その場面に合わない音を出してしまう

このような不具合が起きます。

 

たとえば、

柔らかい演奏が求められる場面なのに

鋭いタンギングで発音したり、

 

軽い音がほしい場面なのに

重めのタンギングで発音したり、

とかですね。

 

このままでは、

あなたのタンギング
曲の雰囲気をぶち壊してしまい、
顧問の先生に「お前は吹くな」と
音を外されてしまう

このようになっても

おかしくはありません。

 

f:id:tako_fl_picc:20201128191623p:plain

 

 

では、もしあなたが

タンギングを使い分けれるようになったら、 

  • 曲によって吹き方を変えれるようになる
  • その場面に合った音を出せるようになる

このようにスキルアップ出来ます。 

 

そして、

いつも美しい演奏が出来るようになり、
顧問の先生があなたの演奏を
認めてくれるようになる

このような良いことが

起こるかもしれません!

 

f:id:tako_fl_picc:20201128192833p:plain

 

タンギングを使い分ければ、

あなたの演奏力が更にアップします!

 

フルートを上達させたいなら、

一つでも多くのタンギング

習得していきましょう!

 

 

基本のタンギング!前歯の裏側で発音させる『tu(トゥ)』

 

タンギングというと、

この発音方法が最も定番でしょう。

 

フルート教則本には必ず

このタンギングが載っています。

 

このように、

舌を前歯の裏側に付けて離すことで

発音させます。

 

f:id:tako_fl_picc:20201128174958j:plain

やや軽めの音が出ますね。

 

このタンギング一つだけでも

ある程度は対応できますが、

音のニュアンスを変化させるには

正直限界があります。

 

少しでも上手な演奏をしたいなら、

このタンギング以外のアタック方法を

習得した方が良いでしょう!

 

 

実はこんな方法もある?使えると便利なタンギング

 

舌を前歯の裏側に付けて発音させる

基本の『tu(トゥ)』以外にも、

いろいろなタンギングがあります。

 

その中でも、

特に使えると便利なタンギング

2つご紹介します!

 

 

① 舌の先でアパチュアを突いて発音させる
 『tu(トゥ)』
② 舌の中央あたりで発音させる
 『du(ドゥ)』

 

 

① 舌先でアパチュアを突いて発音させる『tu(トゥ)』  

f:id:tako_fl_picc:20201128175057j:plain

 

舌の先でアパチュアを突き、

引き離した時に発音させる

タンギングがあります。

 

このタンギングは、

真っ直ぐでやや固めな音が出ます。

 

ただ、このタンギングの場合は

舌のストロークが長くなるので、

ダブルタンギングのような

連続したタンギングには向きません。 

 

フレーズの頭をはっきり吹きたい時や、

マルカートで演奏する時などに

使ってみましょう!

 

 

② 舌の中央あたりで発音させる『du(ドゥ)』

f:id:tako_fl_picc:20201128180942j:plain

こちらのタンギングは、

舌のやや中央寄りの位置を

硬口蓋(こうこうがい)に当てて

発音するタンギングです。

 

画像の赤いマークのところですね。

 

このタンギング

2つの『tu』と比べて、

やや穏やかな音が出ます。

 

柔らかい演奏をしたい時や、

テヌートで演奏する時などに

使ってみましょう!

 

また、このタンギング

舌のストロークが短くなるので、

ダブルタンギングなどの

連続したタンギングにも使えます。

 

その場合は、

DGDG(ドゥグドゥグ)

発音してやってみましょう。

 

 

音のニュアンスに変化があれば、音楽の面白みは増す

f:id:tako_fl_picc:20201128192804j:plain


アタックが変われば、

音のニュアンスも変化します。

 

つまり、タンギングを使い分ければ

あなたの音のレパートリーが

増えていくということです!

 

これから様々なタンギングを習得して

あなたの音の種類を増やし、

面白みのある音楽を創っていきましょう!

 

 

f:id:tako_fl_picc:20200822191933j:plain


 

それでは、今回記事のまとめです!

 

 

フルートの音のニュアンスは、
タンギングによって変化させます。
基本の『tu』をおさえた上で
他のタンギングも習得してみましょう。
タンギングを使い分けることで、
あなたの音のレパートリーが増えます!

 

 

このF-PROでは、

 

たった60日で出来る!!

フルートのレッスンに通えなくても

吹奏楽部の練習だけで上達させる

究極練習法をあなたにお届けします!

 

またTwitterのフォローや

公式LINEの友達登録も

ぜひよろしくお願い致します! 

 

 

Twitterアカウント】

 

 【公式LINE】

 

それでは、またお会いしましょう!

 

 

tako 

 
f:id:tako_fl_picc:20201001144237p:plain