フルートの音を磨くために、〝音を構成する要素〟を意識して練習しましょう!

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こんにちは!

フルートインストラクターのtakoです♪

 

いつもF-PROをご覧くださり

ありがとうございます!

 

今回は、

フルートで美しい音を出すために

知っておくべき

音を構成する要素と各要素の役割

についてお話しします!

 

 

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突然ですが、質問です!

 

あなたは、フルートの音が

どのような要素で構成されているか

知っていますか?

 

フルートの音はこのように、

3つの要素に分けることができます。

 

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これにはそれぞれ名称があるんですが、

あなたは知っているでしょうか?

 

もし知らなければ今すぐに覚えて、

あなたが生み出す音の要素について

今日から意識するようにしましょう!

 

もし、あなたが音の各要素について

日頃から意識を向けなかったら、

  • 形がはっきりしない濁った音
  • キンキンと鋭く刺激が強い音
  • 中身のないカスカスな音
  • 最後がいつも味気ない音

このように、

聴き手にとって不快な音しか

出せなくなるでしょう。

 

そして、そのまま放置すると

どんなに簡単な曲を吹いても
下手に聴こえてしまうため、
あなたのソロのチャンスが
他の人に回ってしまう

こうなってしまいます。

 

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言葉を選ばずに言ってしまえば、

音が汚かったら

演奏の全てが台無しになる

ということです。

 

そうならないためにも、

あなたは普段の練習の時から

音の各要素を意識していくことが大切です。

 

 

では、もしあなたが

日頃から音の各要素について

意識を向けるようになったら

  • その音が一番美しく響くポイントをつかめるようになる
  • 演奏シーンに合わせた音の使い分けが出来るようになる

このようなメリットがあります。

 

そして、いずれは

常に安定感のある音が出せるようになり、
どんなに音数が少ないソロでも
表情がある演奏をすることができる

このように、あなたの演奏力が

格段にアップします!

 

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フルートの音を磨きたなら、

音を構成する要素と

その役割を理解した上で

練習に取り組んでいきましょう!

 

 

音を構成する3要素と、その役割とは?

 

先ほども画像を出しましたが、

音は3つの要素で構成されています。

 

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音の立ち上がりのことをアタック

音の中身のことをコア

音の終わりのことをリリース

と言います。

 

 

① アタック

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アタックは、

音のニュアンスを決める役割

があります。

 

音のニュアンスを決めるのに

関わってくるものタンギングです。

 

たとえば、

『きつめなタンギングをすれば

力強い音になりますし、

『舌先でつつくようなタンギングだと

軽やかな音になります。

 

『舌先でアパチュアを止めるような

タンギングであれば

明瞭な音になりますし、

タンギングをせず息のみでアタック』だと

透明度が高い音になります。

 

他にもたくさんの

アタック法がありますが、

それはまた別の機会に

改めてご紹介しようと思います。

 

 

② コア

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コアとは

音の響きや豊かさを決める役割

があります。

 

確かにアタックで

音のニュアンスは変化させれますが、

アタックは音を生み出す瞬間しか

発動しません。

 

音質を良くも悪くも

大きく変えてしまうのは

このコアなんです。

 

ですから、

せっかく良いアタックが出来たのなら

それをコアの間も

キープする必要があります。

 

このコアの質に関わってくるものは、

アンブシュアアパチュアです。

 

口の中の空間を大きくとるのか

それとも小さくとるのか。

 

唇は横に引くのか、

それとも寄せるのか。

 

アパチュアは大きくとるのか、

それとも小さくとるのか。

 

たった一つの変化でも、

コアの質は簡単に変わってしまいます。

 

ある意味、

音の命の部分ですね。

 

 

③ リリース

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リリースとは、

音楽の印象を決める役割

があります。

 

リリースの形に関わってくるもの

息遣いです。

 

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たとえばこのように、

最後まで一定のリリースと、

スッと消えていくようなリリースでは

音楽の印象がガラッと変わります。

 

最後まで一定のリリースが与える

音楽の印象は、

重厚感明確さ力強さなど。

 

この時の息は、

真っ直ぐ一定に保ちます。

 

一方で

だんだん消えるリリースが与える

音楽の印象は、

浮遊感不明確さか弱さなど。

 

この時の息は、

スピードが失速しないよう注意して

少しずつ減量していきます。

 

このように、リリースの形次第で

音楽の印象が変化していくんです。

 

 

アタック・コア・リリースを意識するために最適な練習は?

 

美しいアタック・コア・リリースを

習得するためには、

音数が少なくシンプルで

遅いテンポの基礎練習

行うことがおすすめです。

 

最適なのは、ソノリテでしょう!

 

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blog.f-pro.fluteproject.com

 

こちらの記事で

ソノリテについて解説していますが、

ソノリテはフルートの音作りに

欠かせない、とても大切な練習です。

 

ですから、ソノリテを使って

アタック・コア・リリースを意識しながら

ゆっくり丁寧に練習してみましょう。

 

何日か繰り返せば、ソノリテで

アタック・コア・リリースを

上手くコントロールする感覚が

掴めてくると思います。

 

常にアタック・コア・リリースを

意識できるようになれば、

あなたはどんな曲を吹いても

美しく演奏することが出来るはずです!

 

 

あなたの音が磨かれるほど、演奏力が上がる

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アタック・コア・リリースを

よく意識して発音された音は、

心地良く美しい響きをもちます。

 

あなたが常にそのような音を

出せるようになったら、

どんなに音数が少ない楽譜でも

表情ある演奏をすることができます。

 

しっかりと日頃から

アタック・コア・リリースを意識して練習し、

音に命を吹き込みましょう!

 

 

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それでは、今回記事のまとめです!

 

 

音を構成する3つの要素
アタック・コア・リリース次第で
音のニュアンス響きや豊かさ
音楽の印象が大きく変化します。
ソノリテを利用して、3つの要素を
コントロール出来るようにしましょう!

 

 

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それでは、またお会いしましょう!

 

 

tako 

 
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